― 年末年始にやっておきたい“間違えないお手入れ” ―
年末年始は、大掃除や来客準備などで
布団のお手入れを見直す方が増える時期です。
その中でも特に多いご相談が、
「羽毛布団って、どう干すのが正解なんですか?」
実は、
良かれと思ってやっている干し方が、羽毛布団を傷めている
ケースは少なくありません。
今回は寝具専門店の立場から、
正しい干し方
陰干し・部屋干しの考え方
やってはいけないNG例
を、年末年始に実践しやすい形で解説します。
そもそも、羽毛布団は「干す」必要がある?

まず大前提として知っておいてほしいのは、
羽毛布団は、綿布団のように「頻繁に天日干しする寝具」ではありません。
羽毛布団を干すタイミングは
寝汗をかきすぎて羽毛布団が湿っぽい
ケースに入れっぱなしで膨らみにくい
この2つ。
湿気を“飛ばす”ことが目的であって、乾かし切る必要はないのです。
プロがすすめる基本の干し方【結論】

まず結論から。
◎ 一番おすすめの干し方
風通しの良い室内干し
月1回程度、1~2時間程度
これが羽毛布団にとって、
最も負担が少なく、効果的な方法です。
なぜ外での「天日干し」はおすすめしないのか?
昔は
「布団は天日でパーンと干す」
が常識でした。
しかし羽毛布団に関しては、
直射日光はデメリットの方が大きいのです。
天日干しの問題点
紫外線で側生地が劣化する
中の羽毛が乾燥しすぎて傷む
生地が硬くなり、フィット感が低下
特に最近の羽毛布団は
軽くて薄い生地が多いため、
紫外線ダメージを受けやすくなっています。
※ポリエステル混合生地が増えている
さらに、室外(ベランダなど)に干すと
「思わない時に、生地を破る」可能性があります。
正しい「干し」のやり方
場所
室内(日の入る部屋でも可)
時間
1〜2時間で十分
長時間干しっぱなしは不要
ポイント
裏表を入れ替えると最適
たまに、両手で押して中の空気を抜く
※ 布団たたきは
👉 羽毛が傷む原因になるのでNGです。
「部屋干し」でも大丈夫?
結論から言うと、
むしろ「部屋干し」が最適です。
部屋干しが向いているケース
冬で外が寒すぎる
外の方が空気が汚れている
マンションで外干しが難しい
正しい部屋干しのコツ
エアコンや暖房の直風は避ける
風を動かす(サーキュレーター・扇風機)
布団を広げて、空気の通り道をつくる
「乾かす」ではなく
“湿気を逃がす”イメージが大切です。
※直射日光は避けた方がいいですが、少しくらいなら日に当たっても大丈夫です。
※生地が「綿100%」の場合はむしろ、直射日光で生地の湿気をとるのも大事です。
やってはいけないNG干し方・収納
年末年始に特に増える“間違い例”です。
❌ 強い日差しで長時間天日干し
→ 羽毛・生地ともに劣化
❌ 布団乾燥機を高温で長時間
→ 羽毛が傷み、ふくらみが戻らなくなる
❌ 濡れた状態で収納
→ ニオイ・カビの原因
❌ 叩いてホコリを出そうとする
→ 羽毛の傷み・吹き出しの原因
年末年始におすすめの“簡単リセット方法”
忙しい時期でもできる、
プロおすすめの一手間をご紹介します。
① 部屋干し or 陰干し(2時間)
↓
② 手で押して羽毛の中の空気を入れ替える
↓
③ カバーを洗って付け直す
これだけで
ニオイ
こもり感
寝心地
が大きく変わります。
こんな状態なら「干す」より相談を
以下の場合は、
干し方では解決しません。
ボリュームが明らかに戻らない
ニオイが取れない
羽毛が片寄っている
10年以上使っている
👉 クリーニングやリフォームのサインです。
まとめ|羽毛布団は「優しく扱う」が正解
羽毛布団のお手入れは、
やりすぎない・当てすぎない・乾かしすぎない。
年末年始のタイミングで
正しい干し方を知っておくことは、
布団を長持ちさせるだけでなく、
来年の眠りの質を守ることにつながります。
今年最後のお手入れ、
ぜひ“正解の方法”で整えてあげてください。
「画像はGoogleのAI、Geminiで制作しました」
