──生活リズムを整える“ねむりの立て直し”
年末年始が終わり、
保育園や学校が始まるこの時期。
お店でもよく聞くのが、
朝、なかなか起きられない
夜、布団に入っても寝つきが悪い
日中ぼんやりしている
といった「お正月明けの眠りの乱れ」です。
お正月は、
夜更かし・朝寝坊・食事時間のずれなど、
どうしても生活リズムが崩れやすい時期。
特に、保育園や学校に通う年齢のお子さんは、
少しのリズムの乱れが、眠りに大きく影響します。
今回は、寝具専門店の立場から
「叱らず・無理なく」眠りを立て直すための考え方を、
年齢の違いも踏まえてお伝えします。
正月明けの眠り、なぜ乱れやすい?
子どもの眠りは、
「体内時計」と「生活の流れ」に強く影響されます。
お正月中は、
寝る時間・起きる時間が日替わり
テレビやゲームを見る時間が増える
外遊びが減る
といった変化が重なります。
その結果、
夜になっても眠くならない
朝のスイッチが入りにくい
という状態が起こりやすくなります。
これは決して
「だらしない」「気合が足りない」からではありません。
生活のリズムがズレただけなのです。
生活リズムは「一気に戻さない」が正解
正月明け、ついやってしまいがちなのが、
「今日からいつも通りに戻そう!」
と、すべてを一気に元に戻そうとすること。
ですが、眠りの立て直しは
段階を踏む方がうまくいきます。
ここでおすすめしたい順番は、
1️⃣ 朝起きる時間を先に整える
2️⃣ 夜は「寝かせよう」としすぎない
3️⃣ 昼寝・夕方の過ごし方を見直す
です。
※本来は「夜」から気にしたくなりますが、
実は 朝が整うと、夜は自然と整いやすくなります。
眠りは「日中の整理時間」
眠りには、
日中に受け取った情報や刺激を整理する役割があります。
ここで言う「情報」とは、
保育園・学校での出来事
友だちとのやり取り
勉強や遊びで使った頭と体
これまでのコラムでお伝えしてきた
「勉強も含めた日中の刺激」と同じ意味合いです。
眠りが浅くなると、
この整理がうまく進まず、
朝スッキリ起きられない
集中力が続かない
といった影響が出やすくなります。
年齢別|つまずきやすいポイントと整え方
ここからは、
年齢ごとに特に意識したいポイントを見ていきましょう。
■ 保育園・幼稚園のお子さん(3〜5歳)
この時期のお子さんは、
少しずつ「自分の意思」が育ってくる一方で、
生活リズムの切り替えはまだ大人のサポートが必要です。
ポイント
寝る前の流れを毎日同じにする
テレビ・動画は「時間」ではなく「順番」で切る
布団に入る時間を固定する
「眠くなったら寝る」ではなく、
眠くなる環境を先につくることが大切です。
■ 小学生低学年(1〜3年生)
学校生活が始まり、
日中の刺激が一気に増える時期です。
ポイント
起きる時間を最優先で固定
夜は「早く寝なさい」より「明日の朝どうする?」
布団に入る時刻を毎日ほぼ同じに
この頃は、
眠りがそのまま翌日の集中力につながります。
■ 小学生高学年(4〜6年生)
夜更かしが
「うっかり」ではなく「意識的」になりやすい時期。
ポイント
一気に戻さず、30分ずつ調整
ゲーム・スマホは「禁止」より「終わりを決める」
寝具やパジャマを本人に選ばせる
自分で選び、納得することで
眠りへの意識も育っていきます。
眠りを助ける「環境づくり」も大切
生活リズムと同じくらい大切なのが、
寝る環境です。
体を締めつけないパジャマ
寝返りしやすい布団
触れたときにヒヤッとしない寝具
眠りは「気合」ではなく、
体が自然に休める状態かどうかで決まります。
まとめ|眠りは「整えるもの」
正月明けの眠りの乱れは、
ほとんどの場合、少しの工夫で立て直せます。
叱らない
急がない
環境から整える
この3つを意識するだけで、
子どもの眠りは少しずつ戻っていきます。
年明けのこの時期は、
「今年の眠りの土台」をつくる大切なタイミング。
ぜひ、
お子さんの眠りを“整える視点”で見直してみてください。
※画像は全てGeminiで制作しております
