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「寝る時は26℃がいい」ってホント!?|夏の眠りと温度・湿度の関係

「寝る時は26℃がいい」ってホント!?|夏の眠りと温度・湿度の関係

「寝る時はエアコンを26℃にするといいって聞いたけど、本当?」

夏になると、こんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

暑くて寝苦しいからエアコンをつける。

でも、

「冷やしすぎると体に悪そう……」

「電気代も気になる……」

「26℃と28℃、どちらがいいの?」

と、設定温度に迷ってしまいますよね。

実は、「寝る時は26℃が正解」というわけではありません。

大切なのは、エアコンの設定温度そのものではなく、眠っている間の寝室と寝具の環境を、どのように整えるかです。

今回は、夏の眠りに大切な「温度」と「湿度」、そして「寝具」の関係についてご紹介します。


「26℃」なら、誰でも快適に眠れる?

まず知っていただきたいのは、

26℃は、すべての人にとっての正解ではない

ということです。

同じ26℃の部屋でも、

「ちょうどいい」と感じる人もいれば、

「寒い」と感じる人もいます。

逆に、

「26℃でも暑い」

と感じる人もいます。

寝る時26℃1.jpg

その違いには、年齢や体質だけでなく、

・湿度
・エアコンの風
・寝具の種類
・パジャマ
・寝室の断熱性

など、さまざまな要素が関係しています。

つまり、

「何℃に設定するか」だけでは、快適な睡眠環境は決まりません。


実は「温度」だけでなく「湿度」も大切

夏の寝苦しさを考える時、どうしても「暑い=温度が高い」と考えてしまいます。

しかし、もう一つ大切なのが、

湿度です。

例えば、同じ26℃でも、

湿度が低い時と高い時では、体感が大きく違います。

湿度が高いと、寝ている間にかいた汗が蒸発しにくくなります。

すると、

汗をかく

汗や湿気が寝具の中に残る

蒸れる

暑く感じる

という状態になりやすくなります。

逆に、汗や湿気がうまく処理されれば、必要以上に室温を下げなくても快適に眠れる場合があります。

寝る時26℃2.jpg

だからこそ、

「何℃にするか」だけでなく、「湿度をどうするか」も重要なのです。


快適な眠りは「寝床内気象」で考える

ここで、以前のコラムでもご紹介した「寝床内気象」という考え方が出てきます。

寝床内気象とは、

眠っている時の布団の中の温度や湿度の環境

のことです。

一般的に、快適な寝床内環境の目安として、

温度:約33±1℃
湿度:約50±5%

が挙げられます。

ここで大切なのは、

「部屋を33℃にする」という意味ではないこと。

あくまで、布団の中の環境です。

つまり、

エアコンで寝室の温度・湿度を整え、

寝具で寝床内の環境を整える。

この2つを分けて考えることが大切なのです。


エアコンの役割と、寝具の役割は違います

以前のコラムでもお伝えしたように、

エアコンの役割=寝室の温度・湿度を整える

寝具の役割=寝床内の環境を整える

と考えると分かりやすくなります。

エアコンで部屋を涼しくしても、

寝具の中に汗や湿気がこもれば、寝苦しく感じることがあります。

反対に、寝具だけを工夫しても、寝室そのものが暑すぎれば快適に眠ることは難しくなります。

だから、

「エアコンをもっと冷やす」

「もっと涼しい寝具に替える」

のどちらか一方だけではなく、

エアコンと寝具を上手に組み合わせること

が重要なのです。


「26℃」にこだわりすぎなくても大丈夫

では、実際には何℃に設定すればいいのでしょうか。

ここでは、

「必ず26℃」

「28℃なら大丈夫」

と決めつける必要はありません。

まずは、自分が暑さを感じず、寒さも感じない温度を探してみましょう。

そして、その時に一緒に確認していただきたいのが、

湿度と寝具です。

例えば、

「26℃にしているのに暑い」

という場合。

さらにエアコンの設定温度を下げる前に、

・湿度が高くないか
・寝具の中が蒸れていないか
・寝汗を受け止められているか
・湿気を逃がせているか

を確認してみてください。

もしかすると、

「温度が高い」のではなく、

「湿気がこもって暑く感じている」

のかもしれません。


寝具を見直すと、エアコンの設定温度も変えられる

ここは、夏の寝具選びでぜひ知っていただきたいポイントです。

寝具が汗を受け止め、湿気を逃がしやすい状態になっていれば、

「もっとエアコンを冷やさないと暑い」

という状態を改善できる場合があります。

例えば、今まで26℃に設定していたところを、

自分にとって快適な範囲で少し高めの温度にしても眠れるようになれば、

エアコンの消費電力を抑え、電気代の節約につながる可能性があります。

もちろん、電気代を節約するために暑さを我慢する必要はありません。

暑い時には、きちんとエアコンを使うことが大切です。

ポイントは、

「エアコンを我慢する」のではなく、「エアコンに頼りすぎなくても快適な寝床をつくる」

という考え方です。


夏の眠りは「温度×湿度×寝具」で考えてみましょう

夏の寝苦しさを感じた時、

「もっと温度を下げよう」

と考える前に、

一度、3つのポイントを確認してみてください。

① 温度

暑すぎたり、冷えすぎたりしていないか。

② 湿度

寝室や寝具の中に湿気がこもっていないか。

③ 寝具

寝汗を受け止め、湿気を逃がせる寝具になっているか。

寝る時26℃3.jpg

この3つを整えることで、

必要以上に部屋を冷やさなくても、

快適な眠りにつながることがあります。


「何℃が正解?」ではなく、「朝まで快適か?」

「寝る時は26℃がいい?」

という質問に対して、

私たちがお伝えしたい答えは、

「26℃という数字だけで決めなくても大丈夫です。」

ということです。

大切なのは、

設定温度の数字ではありません。

暑すぎず、寒すぎず、

汗をかいても、その汗を寝具が受け止め、

湿気を逃がしながら、

朝まで快適に眠れる環境をつくること。

つまり、

「何℃にするか」よりも、「朝まで快適に眠れるか」を基準に考えてみる。

これが、夏のエアコンと寝具を上手に使うポイントです。


まとめ

夏の睡眠では、

「26℃にすれば快適」

という単純な答えはありません。

寝室の温度や湿度、エアコンの風、そして寝具の素材や構造によって、快適に感じる環境は変わります。

だからこそ、

エアコンで寝室の温度・湿度を整え、寝具で寝床内の環境を整える。

この組み合わせが大切です。

そして、寝具について考える時に忘れてはいけないのが、

寝汗をどう処理するか。

汗を寝具が受け止め、

湿気を逃がすことができれば、

必要以上に室温を下げなくても、快適に眠れる場合があります。

結果として、エアコンの設定温度を見直すことができれば、

快適な睡眠だけでなく、電気代の節約にもつながるかもしれません。

寝る時26℃4.jpg

夏の眠りは、

「温度」だけではなく、「湿度」と「寝具」まで含めて考える。

ぜひ今年の夏は、

「何℃にするか」だけではなく、

「朝まで快適に眠れる環境になっているか」

という視点で、寝室と寝具を見直してみてください。


シーボ博士からのひとこと

「寝る時は何℃にすればいいですか?」

これは、夏になるとよくいただくご質問です。

でも、実は「何℃が正解」という答えはありません。

暑がりの方、冷えやすい方、汗をかきやすい方。

使っている寝具も、寝室の環境も、それぞれ違います。

だからこそ、数字だけで決めるのではなく、

「自分が朝まで気持ちよく眠れる環境」

を探してみてください。

エアコンにはエアコンの役割があり、

寝具には寝具の役割があります。

そして、その両方を上手に組み合わせることで、

夏でも「朝までぐっすり眠れる」環境に近づけることができます。

「暑いから、もっとエアコンを冷やす。」

その前に、

一度、寝具にも目を向けてみてください。

もしかすると、眠りを変えるヒントがそこにあるかもしれません。


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